恐るべし、人間の脳構造
恋人と喫茶店にいることを想像してみて欲しい。
店内のテーブルは30cm程度あいてはいて、
何となく他のお客さんの顔が見えて、声が聞こえて、
店内の音楽が流れている。
この時あなたは、テーブルに座っている目の前の恋人と
会話していることを想像して欲しい。
あなたは、何が聞こえますか?
あなたは、何が見えますか?
あなたは、何を感じていますか?
「意識は」恋人に向けられていても
「無意識は」周りの風景や音から情報をキャッチしようと
していないだろうか?
「何々、今日は午後雨が降るとあの女のひと言ってるなぁ」
「?あのお客さんが持ってるコーヒーは、新商品かしら?」
こんな感じだと思う。
つまり、
こういった無意識で収集したデータは、
脳の中の「顕在意識」の中にどんどん放り込まれる。
脳内に巨大な自分専用の、「脳内図書館」があることを想像すると
分かりやすい。
普段使っている意識の数パーセントしか使われていないのが顕在意識で
残り95%以上が潜在意識と言われている。
その理由として、もし普段の生活で潜在意識がどんどん
出てきてしまうと、脳内がパンクしてしまい、普段の生活が
送れなくなり、基本的には潜在意識にフタをしている状態だと
言われる。
潜在意識が一番活性化されるのが、夢の中
潜在意識が一番活性化されるのが寝ている時と言われる、
だから夢の中には、本人がすっかり忘れていた過去の出来事が、
ふっと夢の中で現れたりする。
この性質をうまく利用して、
僕たちが成功するにはどうすればよいか?
それは、
自分が紙に書いた夢や目標を、寝る前と朝起きた直後に見ることだ。
カリスマコンサルタントの神田正典氏の表現を使うと、
「にたにたしながら紙に書いた夢をみる」
と効果的だ。
タイが好きで移住したいという目標があったとしよう。
すると夢の中で、これまで自分が蓄積してきた脳内図書館(潜在意識)の情報から、
その目標を実現するために必要な情報を抽出してきてくれる。
日中であれば、その目標を実現するためのアンテナがたち、
目の前に現れたりする。
新しい黒いベンツのSクラス買いたいな~と思っていれば、
いつも以上に街を走るベンツが目に入ったり、
朝刊の中にベンツの試乗会を週末にやりますといって広告が
不思議と目にとまるようになる。
潜在意識を活用した例
先日部屋を掃除していたら、僕が昔使っていた手帳から
ひらひらと1枚の紙が落ちてきた。
そこには、僕が24歳の時に書いた夢リストが書かれていた。
・タイに住んでいる
・年収1000万円稼いでいる
・TOEIC900点以上取る
・ベンツに乗っている
・国際パーティーに参加する
・外国人と英語で普通に会話できている
・ビジネスオーナーになる
・やりがいのある仕事をしている
・海外勤務をする
潜在意識恐るべし、すべてこれらは今実現している。
人間の脳の持つ力は、想像以上にすごいと改めて思った。
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